Salesforceで一緒に使えるタスク管理ツール3選 – 営業管理

セールスフォースも料金体系が一新され、値段的にはずいぶん導入しやすいツールになってきたので、営業のプロセス管理、SFAとして導入している企業も増えてきていると思います。そんな中でも、営業のプロセス管理はできるものの、個々のタスクの管理までセールスフォースでやっていくためにはかなりの作り込みと追加予算が必要になります。そこで、ライトに併用できる営業タスク管理ツール3つをご紹介します。

目次

  1. SFAやCRMはタスク管理が不十分がことが多い
  2. Asana – 個人で使いやすい
  3. Trello – チームでライトに使える
  4. GridAI – チームで使える充実したタスク管理

SFAやCRMはタスク管理が不十分なことが多い

プロセスを行う上での営業活動の「成果の見える化」についてはSFAを導入することで実現できます。しかし何をどのようにやれば一般化して進められるのかというタスクを管理することは得意ではないSFAが多いのが実情です。

実際に、Salesforceの公式の記事では、ざっくりまず営業が行うタスクを整理し、落とし込んでから、付箋やカレンダー、Excelや外部タスクツールを使うということがお勧めされています。

Asana – 個人で使いやすい

ToDoリストにマイルストーンやガントチャートまでついた割と拡張性の高いタスク管理ツールで人気です。無料プランもあって、基本的に上にあるタスクをどんどん消化していくという作りになっています。

メリットとしては、導入のハードルが低く、個人で使うなら即日利用ができるくらい簡単なツールです。

デメリットとしては、上記の通り、スタック型でリストの上から順に完了していくというようなビューなので、後回しにしたり長期間居座るようなタスクがたくさんあるとどんどん使いづらくなります。

Trello – チームでライトに使える

カンバン方式を採用した、カード型のタスク管理ツールです。無料で使える機能やプラグインも充実しており、導入がしやすいことも人気の要因です。

メリットとしては、直感的に使える操作性とインターフェイスの良さです。タスクカードを作成し、ステータスを表すリスト間をドラッグ&ドロップで移動させることができるため、タスク管理で疎かになりがちなステータス管理が非常にスムーズに行えます。

デメリットとしては、個人ごとのタスク量がわかりずらいことです。チームメンバーがどの程度の仕事量を持っているかを把握するには、リスト毎にソート機能を使う必要があります。

GridAI – チームで使える充実したタスク管理

マネジメントはメンバー毎の、メンバーは業務フロー毎のタスク管理が可能なカードスワイプによるタスク管理ツールです。人工知能がその日にやるべきタスクを自動生成してくれたり、業務フローの最適化を提案してくれることも大きな特徴です。

メリットしては、チームメンバーのタスク量が視覚的に把握でき、負荷状況の確認やアサインの変更がドラッグ&ドロップによる直感的な操作で簡単にできる点です。メンバーからするとタスクを完了しないとプロセスを進めることができないため、タスクの完了漏れや入力漏れを防ぐことができます。

デメリットとしては、やや営業の業務プロセスに最適化された仕様になっており、別の業務での利用には少々工夫が必要になることです。

以上、タスク管理に特化した様々なツールが提供されています。決してSalsefroceで一元管理する必要はなく、それぞれの強みを活かした運用を検討してみては如何でしょうか。

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